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がん見落とし・医療裁判の疑問 Q&A集

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なぜ見落としが起こるのか

がんの見落としにはさまざまな要因があり、何をもって見落としとするのかも決まった定義があるわけではありません。とはいえ、実際にがんの見落としは繰り返し発生しており、適切な治療を受けられずに患者さんが亡くなってしまうという痛ましいケースも後を絶ちません。その原因のひとつには、医療現場の「縦割り構造」が関係しているようです。

見落とされやすい検査・ケースはあるのか

患者さんの立場からすると、がんの検査を受けたのに見落とされるなんて…と考えてしまうのは無理もありません。しかし、検査の種類や受診の状況によっては、がんを見落としやすいケースもあり得るのです。その背景には、そもそもの集団検診のあり方や実施される検査の種類など、さまざまな事情が存在します。

訴訟を起こしにくいケースとは

がんを見落とされたのに訴えることができない、そう聞くと驚かれるかもしれません。しかし、裁判では訴える側が相手方の過失を立証する責任があります。がんの見落としを証明できるのか、そして受けた被害との因果関係を認めさせることができるのか、それが難しいと裁判で勝つことは見込めないのです。

医師の過失や損害賠償請求が認められるポイント

上記のとおり、医師の過失を立証して被害との因果関係を説明できなければ、たとえ裁判を起こしても損害賠償請求が認められることはありません。がんの見落としでいえば、医師ががんを疑って必要な検査を行なうという義務を怠ったかどうか、見落としによってどんな被害を受けたかが大きなポイントになります。

生存していても裁判を起こせるのか

広く知られている医療裁判の事例には、がんの見落としによって患者さんが亡くなってしまったという深刻なケースが多くあります。しかし、だからといって患者さんが生存中に裁判を起こせないわけではありません。実際に訴訟が起こされ、慰謝料の支払いや和解に至った事例も数多く存在します。

弁護士/医学博士・金﨑氏について

がん見落としへの高い専門性と医療裁判の豊富な実績を持つ弁護士

弁護士法人ALG&Associatesの代表執行役員、東京弁護士会所属。医学博士の学位を保有しており、代表職の傍ら、医療過誤チームを牽引。さらに大学院の医学研究科に在籍し医学の研究を行っています。肺がん、胃がん(スキルス含む)、大腸がん、乳がん等の診断ミスに関する実績を有し、医療訴訟に関する書籍や論文も発表しています。

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「がんの見落とし」を疑っている方々へ金﨑浩之弁護士
医学博士