相談する弁護士の探し方
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がんの見落としは、医療裁判の経験と実績が豊富な弁護士へ

医療裁判を扱う弁護士には、ひときわ高い専門性と知見、経験が求められます。
ご自身や家族、親しい人が医療過誤の被害に遭った場合、相談する弁護士は、医療に関する専門知識に精通しているだけでなく、医療裁判の実績が豊富な弁護士を選ぶべきです。
特にがんの見落としは、責任の所在や過失の立証をすることが難しいケースが多く、病態や治療行為に関する専門知識と、法律的な対処や戦術などの豊富な経験が必要となります。
経験・実績を見極めるには
公式サイトで事例を調べてみる
まずは、弁護士の医療裁判の経験や実績を把握します。経験豊富な弁護士・弁護士事務所であれば、公式サイトに勝訴判決や高額和解の事例を掲載しているはずですから、調べてみましょう。特に「がんの見落とし」に関する事例が複数あるかどうかを探してみてください。
なかでも、勝訴事例は重要です。医療機関を相手に、提訴から判決まで数年かかることもある医療裁判に取り組んだ上で、患者や遺族の勝訴・一部勝訴を勝ち取ることができる経験と能力があることを示しているからです。
ただし、対応件数だけを強調している法律事務所には注意が必要です。件数をこなしている弁護士が優秀とは限らないからです。
弁護士に直接聞いてみる
公式サイトに掲載がない場合は、弁護士に直接聞いてみるのも手です。どんな経過を経て、どんな結果に至ったのか。医療過誤訴訟を何件経験し、「判例時報」や「判例タイムス」といった法律専門誌に取り上げられたことがあるのか。そういった内容から、経験や実績はある程度分かります。
また、弁護士事務所を訪れた際に事務所をよく見ておきましょう。医学書が一通り揃っていれば、一定の専門性が認められます。一定の専門書が揃っていなければ、すぐに文献調査に入ることができません。
医学の専門知識を持つ弁護士が事務所に複数いることも重要です。複雑な事件になればなるほど、弁護士が単独で対処するのは難しいからです。
医学的な知識や医療過誤への高い専門性も必須
協力医がいれば大丈夫というわけではない
どれほど医療に詳しい弁護士でも、すべての医療過誤に対処できるだけの知識があるわけではありません。そこで、カルテなどの資料を見た上で、医学的な立場から専門的なアドバイスをしてくれる協力医の存在が欠かせません。
しかし、協力医はあくまで医師が本業であり、医師としての立場もあります。あらゆる問題に対し、リアルタイムでアドバイスがもらえるわけではないことに注意が必要です。
協力医がいたとしても、弁護士に専門知識があることの重要性に変わりはありません。弁護士自身が文献を調査したり、論文を読み解いたりできなければ、思ったような成果は得られません。
医学や医療過誤への専門性の高さを見極めるには
専門性の高さを依頼者が見極めるには、直接質問を投げることも有効です。
患者や家族は長い治療期間の中で、医師から話を聞いたり専門書を読んだりして知識を蓄えていることでしょう。「この数値は異常ではないか」「この画像をどう見るか」。治療の中で感じた疑問や質問を弁護士にぶつけてみて、「自分たちより知識がない」と感じた場合は、適切な弁護士ではありません。
医師の資格も併せ持つ弁護士も少なからず存在しますが、そうした弁護士でも、医療裁判に適任かはよく見極める必要があります。解決に必要なのは、医師としての知識や経験の豊富さではなく、訴訟戦術を含めたさまざまな法律的な対処への経験値だからです。
経験と専門性の見極めを
がんを見落とされていたのではないか。医療過誤だったのではないか。そうした疑念の中で、しっかりとした弁護士を選ぶためには、医療裁判の経験の豊富さや、専門性の高さを見極めることが重要です。

がん見落としへの高い専門性と医療裁判の豊富な実績を持つ弁護士
弁護士法人ALG&Associatesの代表執行役員、東京弁護士会所属。医学博士の学位を保有しており、代表職の傍ら、医療過誤チームを牽引。さらに大学院の医学研究科に在籍し医学の研究を行っています。肺がん、胃がん(スキルス含む)、大腸がん、乳がん等の診断ミスに関する実績を有し、医療訴訟に関する書籍や論文も発表しています。

