見落としの多いがんのリスク要因と見落とし事例
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肺がん
肺がんの確定診断に至るまでには、胸部X線検査のようにオーソドックスなものから気管支鏡検査のような精密検査までさまざまなプロセスをたどります。肺がんを疑ったら適切な検査を適切なタイミングで実施しなければ、見落としのリスクが高くなる可能性があります。
胃がん
胃がんを疑う場合に行なわれる代表的な検査が胃X線検査(バリウム検査)と胃内視鏡検査(胃カメラ)。特に胃内視鏡検査は精度が高く、がんを発見できる確率も高いとされます。しかし、医療者の連携不足などさまざまなマイナス要素が重なり合うと、見落とし事故は起こり得るのです。
大腸がん
食生活の変化などによって急激に増えている大腸がん。当然ながら検査を受ける患者さんも増えており、それだけ見落としのリスクも高くなります。大腸がんを疑う症状がある場合は直ちに検査を実施しなければ、たとえ診断できたとしても見落としと同じ結果に至る可能性もあります。
乳がん
乳がんが疑われる場合は、マンモグラフィなど専門的な検査のほか、針生検による組織採取なども行なわれます。もし乳がんの兆候を見落とすと治療が遅れ、たとえ命が助かったとしても手術で乳房を温存できなくなるかもしれません。しこりなどの症状には慎重な対応が必要です。
子宮頸がん
ヒトパピローマウイルスの感染によって、若い世代にも増えつつある子宮頸がん。細胞診など定期的な検診はもちろん、症状に応じて段階的に適切な検査を受けることが重要です。しかし、症状の見落としがそのまま子宮頸がんの見落としにつながるケースも起こり得るのです。
そのほか悪性腫瘍
上記のような「固形がん」は、定期検診によって早期発見が可能です。しかし、症状がないため検査を受ける機会がなく早期発見できないがんや、早期発見しても治療が変わらないがんもあります。たとえば悪性リンパ腫は、固定がんとは異なる特性を持つ血液がんのひとつです。

がん見落としへの高い専門性と医療裁判の豊富な実績を持つ弁護士
弁護士法人ALG&Associatesの代表執行役員、東京弁護士会所属。医学博士の学位を保有しており、代表職の傍ら、医療過誤チームを牽引。さらに大学院の医学研究科に在籍し医学の研究を行っています。肺がん、胃がん(スキルス含む)、大腸がん、乳がん等の診断ミスに関する実績を有し、医療訴訟に関する書籍や論文も発表しています。

